SNSの流行に戸惑い

次々と新しいサービスとして出てくる。最近、Yahoo! Days というのを紹介してもらって、新しいサービスと思って試してみたところ、Yahoo! 360 の名前が変わったそうだ。試してみることで、SNSのしくみやユーザインターフェースの勉強にはなるのだが、それだけで終ってしまい、なかなか複数のサイトのサービスを精力的に利用することには無理がある。最近になって共通に実装されていることから、基本レベルのサービスはある程度かたまってきたように思える。これまでのSNSはクローズな方向性が強かったのが、ブログ主導の情報公開型のユーザの増加に伴い、公開性を持たせるSNSが増えてきた。CMSとしての機能が充実して公開レベルの設定ができるようになってきた。すると、ぼちぼち、共通のインターフェースによる相互乗り入れ的なサービスもはじまっても悪くないと思っていたことが現実味を帯びてくる。
SNSの情報共有のための利用が増えてきたこと、Blogと日記は公開範囲を抜きに考えると被ってしまうことなどを考えると、それらの区別をすることに意味はなくなり、サービスの共有により、より価値が高まることになりそうだ。ユーザの囲い込はサービスの種類ではなく、基本サービスの質にかかってくることになる。
残念ながらSNSの共通インターフェースの話は耳にするがまだまだこれからのようなので、当面はプロキシを通して複数のサービスを利用するというのが現実的かもしれない。