SDカードにPostgreSQLをインストールしたけん
さて、今日はXAMPPのMySQLに続いて、先週リリースされたばかりのもうひとつのオープンソースDBMS、PostgreSQL8.3 for Windowsをインストールしてみた。
PostgreSQL for WindowsのインストーラはFATを嫌う。FATはファイルシステムとして信頼性が低いこともあるが、PostgreSQLの持つテーブルスペース機能がNTFS5以降を必要とするからだ。インストールをするためには、データベースクラスタの初期化をせず、あとで手作業で行うようにする。
DBクラスタの初期化はインストールウィザードの途中のダイアログに出てくる、オプションのチェックをはずす。
インストール先をDドライブにしてインストールした。
次に、DBクラスタの初期化をコマンドプロンプトから行う。
set PGROOT=d:\PostgreSQL\8.3
%PGROOT%\bin\initdb.exe --no-locale -E UTF-8 -D %PGROOT%\data -L %PGROOT%\share
そして、Webサーバからアクセスするためのユーザとデータベースを作成しておく。
%PGROOT%\bin\createuser.exe -S -R -D www
%PGROOT%\bin\createdb.exe -O www -E UTF-8 www
そして、PostgreSQLのバックエンドサーバを走らせる。とりあえず、ログを出力させて。
set PGROOT=d:\PostgreSQL\8.3
%PGROOT%\bin\pg_ctl -D "d:/PostgreSQL/8.3/data" -l logfile start
アプリケーションプログラムのほうでは、DBにアクセスするためのDSNを変えて実行する。もちろん、必要なインターフェースドライバのインストール(pear install MDB2#pgsql)も忘れずに。